テーマ:山の生きもの

虫の時間 3 ~そろそろフィナーレ~

 ほんとうは、大きな声で自慢したい。ほんとうは、その姿と様子をそのままここで伝えたい。が、それが難しい。  ゲンジボタル。背中の赤い部分が十文字になっているのが、源氏なのだそうだ。  たまには水辺を離れて、昼間飛んでいるのに出会うこともある。けれども彼らのほんとうの登場時間は、日没後。今年初めてその姿を見てから、ちょうど…
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虫の時間 2

 主役登場。少し小ぶりにも感じるが、オニヤンマかと思う。いつも決まったコースを力強く突き進む感じで飛んでいる。他のトンボとは飛び方そのものが堂々としていて、違う。たまにそのコースの途上に立ってしまうと、目の前まで突っ込んでこられて、びっくりすることがある。  なかなか、とまって休むことはないのだが、まだ出始め、虫たちが飛び交うのに…
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オオムラサキとの出会い

   初めての出会い。その大きさにもびっくり。最後には、この距離まで大接近。  相手の大きさは、羽を広げると子どもの手のひらほどで大きく、触れられるかと思う距離まで近寄らせてくれたものの、なかなかその美しい羽の内側を見せてくれなかった。  渓流を背にした納戸の外側に、形はモンシロチョウなどと似ているが、とても大きな蝶を家の…
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特別天然記念物!!

 今朝、一歩玄関を出ると、なにやら「落とし物」が…。あまり嬉しくない出来事に、片付けようと道具をとりに庭に出ると…。  ここ10日ほど前から、聞き慣れない動物の声がしていたのだが、その正体がこのニホンカモシカだったのか、近づいても逃げるどころか動こうともしないので、衰弱している様子。  とうとう1メートルの距離にまで…
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折り返し点

 「処暑」は23日に過ぎたが、実際その2日前、21日とその前の晩から「あ、秋に切り替わった。」と感じるような涼しさを感じるようになった。空に浮かぶ雲も秋の雲。これは、クレマチスの仲間の野草、ボタンヅル。  8月上旬頃を境に季節が折り返し点を回ったように、夏前に咲いていた花たちが再び花を咲かせている。代表的なのはハギで、一番…
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やられた!!

                  イネがない場所は侵入痕  稲穂が垂れ少しずつ色づき初めて、おびただしい数のとんぼたちが上空をすいすいと飛ぶようになったのは、嬉しいのだが…。お盆の休暇中にやられてしまった。ここ2~3年なかった、イノシシの侵入!!まだ粒に固まっていない、米の汁を吸いに来るという。いったん入られると、体…
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久しぶりに… 出た!!

 いやに平屋建ての屋根がバタバタ音を立てるので、静かに窓を開けてのぞいてみると、久しぶりに親子連れのサルの小さな群れ。
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夕暮れ時の

 新年早々の生きものとの遭遇は、ニホンジカ4頭に道をふさがれて、しばらくクルマを止めていたことから始まった。深夜だったがよく車が通り民家も近い場所。全くシカは逃げようともしないで、立ち話でもするかのように群れていた。  出かけた先での光景。堰でとめられた川の夕暮れ時。  いくつかの小さな群れで列をなして泳ぎ回る速さは…
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置きみやげ

 昨年の脱穀の時は、はさから稲を降ろすときに何匹も飛びだしてきたカマキリだったが、今年は余り見かけなかった。こんなに秋が深まってしまってから、意外と元気姿に出会うことができた。きれいな翡翠色をした目を持っている。  川に生えているクルミの木が、いつの間にか葉も実も落としてしまったと思っていたら、こんなところに運ばれていた。…
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冬が来た日

   私1人の感じ方かもしれませんが、冬だけは「あ、今日から冬だな。」とわかる日があります。日曜(11日)雨が上がってから風向きと吹き方が変わり、「冬の風が吹き始めた。」と思ったのでした。空気がものすごく透明になったり、空気の乾き方が違ったりと、その年によって違うのですが、「もう、秋ではなくて冬だ。」という1日があるのです。この土地で…
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ひこばえ

 「日だまり」なんて言葉も、なじんで来はじめた陽気の中、田んぼに足を踏み入れると稲の刈りあとから、新しい芽が伸びている。刈り取って40日あまりのそれらの株では、早くも次の穂が顔をのぞかせている。気温と土に残った肥料分とで、ここまで育ったのだ。これぞ稲の生命力といえるだろう。  もちろんこれは開花前であるし、たぶん開花しないか、…
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シーズン到来 シーズン終了

 ダイモンジソウ。他にも紅色や桃色もあるが、一番に咲いたもの。「何だか、ユキノシタと間違えそうですよ。」と、こっそり彼女には耳打ちしたくなる。これは園芸種だけれども、岐阜県のあの川べりには、まだこの花が咲いているだろうか。  これも園芸種のリンドウ。でも、自生を移植したものもあって、開花を首を長くして待っているところ。 …
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田んぼを取りまく生きものたち

 しばらく見かけなかったアオイトトンボが、また戻ってきてくれた。きれいな金属系の色で光っている。  彼岸が過ぎて、一歩遅れてすとんと落ちるように涼しくなったら、やはり生きものたちの姿も少なくなりつつある。セミの鳴く中で始めた稲刈りも、いよいよ脱穀にまでこぎつけそうだ。今年は、栗などの木の実のできがいいのか、サルもイノシシも田ん…
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出ました

 午後6時。猿が出ました。普段は、もっと明るい時間に出るのですが、どういう訳か、夕刻に出ました。これは、川にかかっているパイプとワイヤーですが、彼らはうまく橋に利用しているのです。まだ、子どもです。先ほど、PCに向かっていたら、ゴトゴトと変な音がしたので雷かと思って電源を切ったのです。ところが、外にいる人の様子もおかしいので窓を開け…
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で、…出た!!

 出ました。今、外出先から帰ってきたのですが、途中、山中の細い道で、この夕暮れ時の薄暗闇にまぎれて、おとなの雄のニホンジカ(ホンシュウジカ)に出くわしました。久しぶりだったのと、細い道で相手が動いたらぶつかっていたのと、立派な角をもっていたのと、その高さを入れるとこちらの乗っている車よりも背が高かったのとで、びっくりしました。たぶん相手…
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事件

 「やられちゃったよ。」勢い込んだ、母の声。例年より、1ヵ月早い。これから花も咲く時期だったのに。だんだん、大きくなっているところを2株残して、2畝全部抜かれてしまった……。ジャガイモを、ちょっと畑から離れた隙に、サルに掘り取られてしまったと言う。  そういうときには、彼らは静かにやってくる。私はまったく気がつかなかつたほどだ。い…
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特等席

 台所は昔ながらの土間で、実に寒いのです。隙間風は抜ける上に、暖房はなく……、とあげていったらきりがないけれど、いろいろ工夫をしながら、山の湧き水を使って毎日の炊事をこなしています。そのことも我が家では当たり前になっているけれど、ご近所も含めてそんなことは珍しく、水を汲んで持って帰る知人もいます。  今冬の寒さは、やはり例年に比べ…
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目覚めた種と 鳥の落し物

 この時期に見慣れない、鮮やかな色に誘われて覗き込んでみると、ショカツサイ(諸葛菜)=ムラサキハナナの小さな株が花をつけていました。本来は小ぶりのアブラナほどの大きさになります。  ちょっと前までは、どこの庭先にもあって、元は私の母が、新聞か何かに載った「タネさしあげます」の記事で手に入れて、以来ずっと残ってきたものが元になってい…
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ひと雨ごとに

 暖かいですね。寒いほうがほっとできるのは皮肉です。少しずつ雨の日が多くなって、ひと雨ごとに春が近づいて来るのが実感できるのは、例年と違いはありません。クリスマスローズが開き始め、マンサクもゼンマイのような花びらを伸ばし始めたし、スイセンやムスカリの芽も伸び始めました。スノードロップが咲いたのはずいぶん前だったのに、ここにはちっとも登場…
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山で聞いた話

 自分が住む土地も、結構自然の影響が大きいところではあるのですが、もう少し厳しいところで仕事をしている人に聞いた話です。  様々な動物が出没して被害も少なからず受けている中で、まだマスコミでは言われていない、驚くような話を聞きました。その土地からの帰り道、私も鹿に出会いました。また、自宅から15分ほどの山中で、ニホンカモシカに出会って…
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誰が食べた?!

 忙しさにながされて、一ヶ月も放ってあったとは。今年もよろしくお願いいたします。年末にがっかりしたことから始めては、良くないでしょうか。  昨冬の寒さに大半傷んでしまって、小さな株になったセンリョウの代役に、赤と黄と二株、地元産の苗を買ってあったところ、なぜだか黄実のほうだけが、一晩のうちにずいぶん減ってしまったのです。今までも、松ぼ…
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ヤマネだった!!

 寒くなってきて、野ネズミたちが我が家の板壁の間に引っ越し、にわかに騒々しくなったばかりでなく、少し度を過ぎたいたずらを始めました。対策を講じた上で、相手のことをもっと知りたいと思い哺乳類図鑑を入手しました。学研フィールドベスト図鑑「日本の哺乳類」。生態写真が豊富で、足跡、食痕、糞などの痕跡物からもある程度調べられ、大きさ比べのページも…
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