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<<   作成日時 : 2008/06/18 21:00   >>

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 梅雨の晴れ間に空き地に伸び放題の雑草を刈っていると、こんなものが見つかる。

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 稲刈りの時に、稲を材料に作られていることもあるが、こちらは近頃かなり伸びてきたススキ。いくつか見つかった、これはカヤネズミの巣。直径7〜8センチといったところ。地上から、70〜80センチ、20本ほどのススキからできている。

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 この巣を見つけるたびに本当に感心するのは、イネ科の草の葉脈に沿って、細かく細かく縦に葉が裂かれているところ。しかも、ちゃんと葉脈に水分は通るようになっていて(つまり、葉を茎から断ち切っていないということ)、ちゃんと生きた葉で巣ができているところ。以前試しに巣をほぐしてみたところ、全ての葉の先端が糸状になっているだけで枯れたりしていなかったこと、他から切り取った材料を足しているのではなく、そこに生えている生きた草が素材であることが、驚きだった。だから、巣は枯れ草色ではなく生の草の色。なんだか、究極のエコハウスのように思えてきたのだった。

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 中央が渦の中心のように見えていて、入り口のようである。こうしてみると、この時季にも子育てをするのだろうか。まだ、稲に巣を作るには長さや高さが足りないし、ちょうど伸びつつあるススキを選んだのだろう。せっかくここまで几帳面に作った巣を取り上げてしまって申し訳なかったが、まだ子育てが始まる前だったので一安心。「ネズミくんたちよ、悪いけれど、もう少し私たちの目と手が届かないところにもう一度巣を作ってくださいね。」

 カヤネズミに関する記事は、2006年10月にもあります。

メモ : 6月17日 沖縄地方 梅雨明け

     我が家の田んぼ 中干し開始

      中干しとは6月末頃、約1週間土にひびが入る程度に田を乾かすこと。
      田植え後充分に根を張らせたあと、徐々に株が分かれていく時季に
      根をより強く張らせるために、水分を制限する。本来は天候を考慮して
      始めるが、手作業で抜いたままにした草が、再び根を下ろすことなく
      枯れて肥料になるようにするため、水を貯めるのを控えることをいう。  

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
かやねずみ!かやねずみの巣が見られて感激です!
「かやねずみのちゅるる」という絵本があって、よく子どもたちに読んで聞かせました。そのときも、巣の様子にとても感心したのですが、ブログを読んでいて究極のエコハウスというところ、さらに感激しました。
かやねずみが安心して巣を作れるところがなくなっているという内容のコメントが絵本にはついていて、「人間より動物の方が得てして生きる知恵があるのになあ」なんて思いました。
この巣のかやねずみが、もっといい場所が見つけられますように。
ぶち
2008/06/19 12:26
こんにちは。コメントをありがとう。
前々から見つかったら載せたいと思っていたところ、ススキの株にいくつも作っているということを聞いて、刈り倒されたものから入手したのです。やはり「刈らないでくれ」と言うこともなかなかできないので、ネズミくん達に避難してもらうしかないこともあります。
とはいえ、自分の手で家を造ろうなどとは思わなくなってしまった私たちにとって、この身の丈サイズの簡素でしかも安全なカヤネズミのエコハウスは、いつも私にいろいろなことを教えてくれるのです。
ぶちさんへ
2008/06/19 15:39

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