ちいさな植物園

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<<   作成日時 : 2007/10/07 19:06   >>

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 稲刈り・はさ掛けが済んで、昨日・今日と自分の仕事と秋雨の合間をぬって、草取りをした。長雨と暑さと忙しさで放っていたら、ずいぶんひどいことになってしまっていたのを、蚊取り線香をかけて黙々と続けた。それでも蚊の多さには限界があって、昨日は4時頃に片付け始めた。そこへやって来たのが、今回のお客様。
 今までにも2〜3回、遠目には見ていた。けれど「アゲハだったら、すばしっこいから、また撮れないな。」と諦めていた。ところが、そのチョウは紙細工のようにひらひら舞いながら、こちらに近づき降りてきたのだった。

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 ちょっと花が少なくなっているこの場所に、舞い降りたチョウ。青いアゲハチョウ?違う、これはアサギマダラだ。一度、離れた川の上を飛んでいく姿も、見たことがあった。しかし、春に出会ったウスバシロチョウと同じく、透き通るような薄い羽が青みを帯びているのが、こうして近くで見て初めてわかった。いや、第一、アサギマダラそのものとちゃんと出会ったこと自体が初めてだった。

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 フジバカマの蜜を吸いに、何度も飛び去っては戻ってくる。飛ぶコースも飛んでいる時間も決まっている。はじめは、カメラの向きを縦から横にしただけでも逃げていたのが、慣れてきたのか、だんだん近づいてカメラを向けても蜜を吸い続けるようになった。しかし、時は夕刻、カメラを持つ手に容赦なく蚊が止まる。それでも、初めて見るアサギマダラに釘付けになってしまって、お構いなしになっていった。

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 逆光になり、光が足りなくなり始めても、徐々に逃げなくなってきたところを夢中になってのぞき込んだりシャッターを切ったり……。デジタルがありがたいのは、メモリーが一杯になっても、削除しながら続けられること。もう、必死になっている自分がおかしく、家族も苦笑いをしていた。
 最後には羽を一杯に広げた様子を何枚か撮って、「ありがとう」を告げて私の方が先にフジバカマから遠ざかった。たくさん蚊に刺されたけれど、これほど時を忘れる出来事も、なかなか日頃はないものだとぼんやり考えていた。

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