ちいさな植物園

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zoom RSS ねじねじ完成

<<   作成日時 : 2007/07/09 23:54   >>

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 この日がくるのを、どれだけ待っていたことか。大げさなようですが、首を長くして待っていました。雑草を抜くときにも、細心の注意を払い、手伝いをも断って自分の手でこの草だけは残してきたのです。
 ネジバナともモジズリとも呼ばれるランの一種です。「身をもじる」「もじもじする」のモジズリです。ランとは言ってもごく身近に出会うことができ、芝生などに群生したりしています。かつての勤め先でそういう光景に出会って、びっくりしたことがありますが、他の草との共生を好む性質があるようです。がれきに近い砂利を敷いた駐車場のようなところでも、一面ネジバナというのを見たことがあります。寂しがりというか、仲間を求めるというか、植物にもいろいろおもしろい性格があるのです。それでも、1つ1つの花は、ちゃんとランの形をしています。
 右巻きか左巻きか、と言うのもよく話題になるのですが、必ずどちらかというわけでもなくて、数株生えていれば、両方とも現れるようです。また、よく観察すると、ねじれ方の強いものもあれば、ゆるいものもあったりして、個体ごとの癖のようなものまで見つけることができます。種が飛んで殖えて、一年では開花しないようで、柔らかいので折らないように気をつけながら開花を待ちます。図鑑によれば、淡緑色のアオモジズリがまれにあり、アラスカを含む北米大陸ではスピランテス・ロマンゾファナという白花種があるそうです。花色の濃淡程度はここに紹介した日本のネジバナにも見られます。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。最初から観察されて、しっかりと螺旋階段みたいになってきましたね。小さいながらもランだそうですので、ブログでも人気のようですね。
田舎では気にも留めず雑草と思ってましたが、今の家では全く見かけないです。
淡緑色のアオモジズリがまれにあり、また北米大陸では白もあるのですね。見てみたいですね。
昨日の黒いマツムシソウですが、うちでは今宿根の「アカバナマツムシソウ」と言うのが開花です。
普通のマツムシソウより小さくて草丈がありますが、花付が余りよくないですヨ。
「サラストロ」ですが、うちの場合は最初地植えしたら消えてしまいました。鉢で株を増やされてから、分けて地植えさえた方が良いかも知れません。S社のケントベルは日当たり好みですので、地植えで殖えていますよ。
一花
2007/07/10 00:55
 遅くにコメントと、コメントへのコメントありがとうございました。ちょっと最後の画像は色もピントも良くないので、後日差し替えますのでまたのぞいてやってください。
 ネジバナは、ちょっと雑草として捨ておけない魅力がありますね。数が少なくなっていればこそ、かもしれませんが私が見つけた秘密の(?!)群生は、なかなかたくさんあって見応え充分でしたよ。今はどうなっているのか、誰か気づく人がいるのかもわかりませんが。
 マツムシソウも、本当なら薄青紫の風にそよぐようなものが、名前の通りでいいですよね。御嶽山の中腹にいっぱい咲いていたのが、残っているでしょうか。サラストロは鉢植えで様子を見ます。今年は、普通のホタルブクロが種で飛んで殖えた上に、地下茎でも殖えたので、欲が出てしまいました。



一花さんへ
2007/07/10 01:20
こんにちわ。(はじめまして?)
ねじねじの完成の様子が大変興味深いです。ねじばなはその立ち姿が凛としているようで、でもやさしげで....好きな花の一つです。植物にも仲間を求める性格があるなんて知らなかったです。やさしげに見えるのは人恋しげなのかもしれませんね。
我が家のぐちゃぐちゃな庭は、ハーブがはびこり、大変なことになっています。先日「うぉりゃぁ」とかなり引っこ抜きましたが、それでもまたすぐにいっぱいになってしまうのだろうと思います。これから夏に向けて、ハーブ(草)抜きは大変です。あんなに小さな庭なのに....
ぶち
2007/07/10 12:43
ネジバナ 私の家にも頂き物の鉢植えのものがあるのですが過去に何度か他の植木鉢で雑草として芽が出たことがあります。他のランも実生で繁殖できればいいのになぁ……などと思ったりしています。
mizuwarabi
2007/07/10 17:50
 2度目の登場、お待ちしていましたよ。秘密の群生地は、我々の学校の敷地内にあります。(私の職場の方ですが。)そりゃもう、ネジバナてんこもりで、逆ネジや白っぽいのやと、観察するのにはもってこいでしたよ。ただ、玄関前だったので、几帳面な人が管理職だった日には、一日にして芝刈り機の餌食でしたが。あそこは、クチナシが咲いたり、木イチゴや桑の実や肉厚の梅がなったりで、この季節は通っていても楽しかったですよ。(何しに行っていたのだか。)
 懐かしい話になりましたが、庭で格闘する姿が目に浮かびます。こちらは、草もカビも生命力旺盛で、初めの年には仰天ものでした。それらに対するささやかな(?)抵抗が、私の園芸でありまして……。ネジバナの恋しがりは、誰かさんに似ているかな?だから、玄関前ロータリーなんかで、人を待ちながらあんなに殖えてしまったのかなぁ、なんてね。また、見てコメントしてやってください。
ぶちさんへ
2007/07/10 20:10
 なかなか高度なことをお考えのようですね。ネジバナだけは、ここで殖えてくれます。ほかに、自然ばえで松の木の幹にカヤランらしき小さな着生ランが、見落としそうな花をつけます。とても小さいのですが、それを見ると、他の洋蘭たちも原産地ではあんな風に木の上に生えているのだなぁ、と、思いを馳せてしまいます。それも、簡単には殖えないようです。なかなか、サギソウでも難しいようですね。それで私は、花ガラをこまめに摘んで種はつけないようにして、芋を充実させるようにしています。
 是非実現させて、お得意のレポートで拝見できるのを、楽しみにしています。
mizuwarabiさんへ
2007/07/10 20:18
たびたび書き込んですみません。
カヤランらしき…って以前記事に書かれていた植物ですよね。写真では大きさが分からなかったのですがカヤランだと思いますよ。葉っぱは2cmぐらいでラン特有のうどん状(この場合そうめん状ですが)の根で木や岩に張り付いています(どちらかというと日陰側に)。春にシンビジウムの花をちっちゃくちっちゃくしたような花弁が内側に少し丸まった黄色っぽい花が数輪ぶらさがるように咲きます。カヤランは生育する条件が限られているので家の建っている場所の環境が想像できますよ。すぐそばに沢や川があり平地ではなく谷間のような環境の場所に家が建っていませんか?
カヤランがあればムギランやマメヅタランなどの他の着生ランもあるかも知れませんね。家の付近を探してみてはいかがでしょうか?川沿いに生えている苔むした木の沢側(空中湿度が常に保てる場所)を観察すれば苔といっしょに張り付いていたりします。木の裏側を覗きこむことになるので場所によってはちょっと危険ですので注意してくださいね。台風のあと沢沿いの道を歩けば小枝とともに落ちていることもあります。
mizuwarabi
2007/07/11 19:12
さすが農学部、ですね。あまりラン科でもポピュラーではないような、いや、ちっちゃすぎて見つけられないようなものなので、ほとんど人の話題に乗らないようなランたちですね。お教えいただいたサイズより、もっと小さいので、ムギランとかマメヅタランなのでしょうか。葉は1センチにもならず、全体で3センチ前後です。正直言って、調べようにも出てこないレベルのものだったので、とてもとても勉強になりました。カヤランだって、たまたま小さな新聞記事で知ったもので、以来他で見たことがありません。
 切り倒した山の桜の木に張り付いているのを見つけたのが最初でしたが、うちでは、マツとサザンカに似たような着生ランが着いています。風が吹いて花が揺れているのを「紙くずか何か、マツにくっついてるのかな? 」と思ったら、超小型のデンドロビウムのようなランだったというわけです。マツは時間によって日が当たるところ、サザンカは木の内側、そしてここの敷地は、北東側が小高い山で、下を渓流が流れており、ご想像の通りの場所です。
 ムギラン、マメヅタラン、実物を調べて探してみることにします。今回もいろいろと、ありがとうございました。
mizuwarabiさんへ
2007/07/12 00:56
しつこく書き込んですみません。小さくてもぶら下がっているのでカヤランですよ きっと。
ムギランはカトレヤを超小型にしたようなランで丸いバルブの上に葉っぱが1枚ついているだけでバックバルブが何個かくっついています 花は探さないと分からないぐらい小さくて地味です。マメヅタランは葉っぱが長円形で本当にマメヅタにそっくりでムカデ状に張り付いています(花は見たことがありませんが) 気がつくぐらいの大きさの花なのでおそらく小さくてもカヤランですよ。
mizuwarabi
2007/07/12 18:17
 いやぁ〜、日本の野生ランの世界も奥深いものがありますね。今まで東洋ランやフウラン、イワチドリ、トキソウ、サギソウ、クマガイソウ、エビネ……そういったものにはお目にかかっていますが、ほぼすべて栽培されたものですから。カヤランなんて、地味で目立たなくてちっぽけで……。そういうのがほんとうは、大切なんだと思います。
 唯一、子どもの頃、今の成田の近くがまだ完全に里山だったところに知人を訪ねていって、藪に生えているキンランをひとかかえも採ってきたのは、忘れられない記憶です。そんな時代もあったのですね。
 もうすこし、未知の領域にも踏み込んでみよう!!が今回の教訓です。ありがとうございました。
mizuwarabiさんへ
2007/07/12 20:35

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