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zoom RSS 能登の海を巡って

<<   作成日時 : 2007/06/27 18:31   >>

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 2泊した富来(とぎ)の増穂が浦は、日本三大小貝浜といわれ、1〜2pの小さな貝殻が無数に打ち上げられます。特に冬の間には、小桜貝が寄せられるのだそうです。ガラスよりももっと繊細な貝です。
 
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 この日は海岸線に沿って輪島まで北上し、いったん半島を横切って東側に出るドライブの予定でした。富来を出てから輪島市に入ったとたん、路肩の落ちた箇所の復旧工事や通行止め箇所が目立ち、いくつかの名所も訪れることができない状態になっていました。また、屋根が新しく葺き替えられていたり、ブルーシートがかけられていたりと、3ヶ月前の地震の被害がまだまだ残っていました。
 まず降り立ったのが門前町の琴ヶ浜、鳴き砂の浜辺でした。海や浜が汚れてしまうと、砂が鳴らなくなることは知られるようになりましたが、その砂の成分の大半が石英であり、冬の荒波に洗われて細かく細かくなった砂粒が、春になると再び砂浜となって戻ってくる、ということは初めて知ったことでした。

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 きれいな砂浜は久しぶり、日差しもちょうどよく気温もあったので、本音は泳ぎたい気分でもあったのですが、磯遊びだけで我慢しました。砂がこれだけ細かくなるだけあって、貝殻が少ない代わりに、きれいに丸くなった石ころや、いつ捨てられたものか古い陶片や、ビーチグラスと呼ばれるガラスの角の取れた破片などが打ち寄せられています。あれこれ思いを馳せながら拾ったり投げたりしているうちに、ずいぶん時間を過ごしてしまいました。富来の海岸同様、駐車場には足洗い場まで完備されていて、(地震前には、シャワー室も使えたようだった)砂と汗を洗い流して浜を後にしました。
 この先が総持寺の門前となります。海の岩場もずいぶん崩れていましたが、通りを抜けるといくつも更地が目立ちます。神奈川にも総持寺がありますが、輪島の方が元になっていると聞いたことがあります。
 さらに市の中心へ向けて移動し、漆芸美術館を見学しました。ちょうどアジアの漆工芸の展示があり、ブータン・ミャンマー・中国・韓国などの工芸品が並べられていましたが、正倉院に所蔵されている遠い西方の宝物さながらのものがあって、日本・輪島独自でもあり関連性もありと、はるか海の向こうを思う気持ちにこの日は何度も浸ったのでした。

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 白米(しらよね)の千枚田。正確には1004枚あるといいます。そもそも山の中に暮らす私にとっては、海に落ち込んでいくように作られたこと自体が、不思議な光景に写ります。それにしても、2〜3条しか植えられていない田まであって、畦もきれいに整えてあり、作業のご苦労がしのばれます。

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 偶然か、遊び心かいたずらか、かわいいマークになっているところがあるのが、わかりますか?(拡大してみてください。)

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 珠洲市の見附島、別名軍艦島。空海が唐から投げた三鈷の1つがここでみつかったという説明が、看板にありました。

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 一見、渡って島まで歩けそうですが、途中で切れています。また、かつては上まで上ることもできたらしいのですが、1993年の能登半島沖地震などで崩れ、島の形も変わり岩盤ももろくなって、立ち入り禁止となっているようです。また、島の左側には小島とともに鳥居がまつってあります。島はサギ・カモメ・カラス・ウなどの鳥がいっぱいでした。地震の折に落下してしまった椿が、移植されていました。

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 風雨のためか、樹齢がある割に小さく、うねるように幹が曲がったものでした。

補記
 輪島では、漆塗りの品物を何か見てみようと、輪島塗会館に立ち寄ったのはいいのですが、最高水準の作品を見た後だけあって目が肥えてしまい、やはり「これいいなぁ。」と思うものは、みな、お値段の方も高レベルなものでした。それでも、ちょっと珍しいものを見つけられたので、また、おみやげなどを集めて別の日にご紹介する予定です。

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