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zoom RSS ちいさな湿原の春

<<   作成日時 : 2007/03/24 23:57   >>

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植物園の片隅にちいさなちいさな手製の湿原があります。あまりに小さくて写真に表現できなかったモウセンゴケが、なんとか写真になりました。直径2〜3ミリのロゼットで冬越しする姿は、子猫が丸まって眠っているような形。それが暖かさにあくびするかのように、伸びをしているのです。これでもまだ、5ミリぐらい。生長すると、粘液を出す葉を広げ、まっ直ぐ伸びた花茎の先に小さな白っぽい花を咲かせます。本当に食虫しているのかどうかを確かめたことはありませんが、毎年冬越ししては、姿を見せてくれます。

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 少し前まで、これよりももっと小さかったのが

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 一週間で一人前の腺毛のある葉を、広げました。
 もともと東海地方や九州の一部に自生する、シラタマホシクサという湿原植物を自分の手で栽培したくて、農園でサギソウを中心に殖やして栽培している愛知県名古屋市の猿渡楢秀さんから、苗と栽培法を伝授して頂いたのが、この食虫植物とのつきあいの始まり。(猿渡農園のホームページ http://www.geocities.jp/tougokuyamanoosarusan/ )本来シラタマホシクサは、限られた流水がある湿地帯でしか育たない天然記念物ですが、猿渡さんは自宅周辺からどんどん消えていく湿地とその植物を何とか残していきたいと、栽培法を独自に研究して、確実にサギソウを育てる方法を広めている方です。万単位のサギソウを栽培し、夏にはサギの翼を数万羽舞わせているという湿地の植物の専門家です。そのサギソウと共に、紛れ込んでいた株や種からモウセンゴケ・ミミカキグサ・シラタマホシクサも育っていったというわけです。彼の方法で湿原をつくって育てていくと、枯れることなく、サギソウも確実に球根を殖やしていきます。私は3回の夏を過ごしていますが、一度植え替えをしただけで肥料も、水やりさえもほとんどしない手抜きの自然な湿原を楽しんでいます。カエルが産卵したこともあるのですよ。
 猿渡さんに関しては、植物だけでなく動物に至るまで生きものに対する深い深い愛情があって、栽培法の解説も山羊の日記もと、私のちっぽけな植物園のお手本と心がけの下敷きになっています。
 シラタマホシクサやサギソウはこれから何回でも個々に登場するはずです。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。昨日の記事に誤字が2箇所あり、読み返ししないで、すみませんでした。ボケと性格のいい加減さ教養のなさからですので、大目に見て下さいネ。
さて、シラタマホシクサとシラサギソウの猿渡さんのHPをざっと拝見しました。モウセンゴケは「直径2〜3ミリのロゼットで冬越しする姿は、子猫が丸まって眠っているような形。それが暖かさにあくびするかのように、伸びをしているのです。」って素敵な表現ですが、怖いイメージがなく可愛い表現ですね。蝿などの虫を食べるのでしょうね。ヒトデか吸盤の手、サボテンのトゲトゲにも似てますね。
シラサギソウは何度買って育てても翌年駄目でした。今、少しの球根でミズゴケで育てていますが、こちらの方法もあるのですね。
何とかして、たくさん育ててその白鷺の飛翔の舞を見てみたいものです〜。今年はもうそろそろ球根がないので駄目でしょうね。ひめだかさん宅で拝見させて下さいね。
プリムラ・ブルガリスがある方から一株手に入りました〜。
山渓の「日本の桜」の本もありますが持っていません。植物のことも専門的で、何でも良くご存知でらっしゃいますね。
一花
2007/03/31 23:02
 いつも励ましやお褒めの言葉をいただき、恐縮します。連日読んでいただけて、ほんとうに嬉しいです!!気楽に気長にブログも続けていけるといいなと思っています。
 サギソウのこと、猿渡さんのHPから掲示板に進むとわかると思いますが、比較的格安に、球根や苗、今だったらシラタマホシクサの種もわけてもらえると思います。栽培法のところでは、肥料より水やり、殊に水質がだいじだというところが注目です。いわゆる腰水状態で植えつけるわけで、ていねいな解説が載っているので、必見です。夏場も神経質にならずに、花を楽しめますよ。猿渡農園の鷺の飛翔は一見の価値あり、スライドショーで楽しんでください。掲示板でいろいろ指南してくださるので、それも楽しみなんです。
 モウセンゴケの写真はちょっと正体不明の、昔の特撮怪獣映画の様でもありますが、小さいなりに今では粘液を出して、虫を待っています。この湿原のこれからも、楽しみにしてくださって嬉しいです。
一花さんへ
2007/04/01 14:37

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