ひめだか くろめだか 1

 陶芸教室で出会ったSさんに、野生から育ててきためだかをいただいて飼っています。残念ながら私の暮らしている土地では、というより我が家の田んぼでは稲作時しか水がないのと、その水を川から直接引いているのとで、めだかが棲むのにちょうどいい環境になく、いただいたものを飼うしかありません。それでこのブログ上のネームをひめだかにしたわけです。
 初夏に孵化した子めだかが、ずいぶん大きくなりました。緋めだかと黒めだか、それに大きさも分けているために、いくつもめだかの住まいが、玄関先に並んでしまいました。金魚も美しくてかわいいけれど、一度はまり込んだらどうなるかと思うとうかつに手を出せません。シンプルで野生も残してくれているめだかがちょうどいいのかな。
 そうそう、野生といえば、わがちいさな植物園には、はなやかな花よりも原種に近いものが多く、F1とかブランド苗といわれるものも、ほとんどありません。それで、ちょっと地味めな感じになっています。それでも先日ピンクのムスカリの球根を奮発しました。一球で、ブルーのムスカリの20個分くらいの値段でした。それと、後々紹介したいと思いますが、東海地方の湿原にしかない(九州のごく一部にも)シラタマホシクサという植物を、自分で育ててふやしている方から譲り受けて育てています。これがいま花の盛りで、でも盛りといっても細い細い竹ひごの先に、小さな白い綿の球をくっつけたようなもので、なかなか見る人たちから花と認知されにくいのです。そのちいさな湿原には、ほかにもモウセンゴケやミミカキグサが息づき、知らないうちに産み付けられ、いまだ足の生えてこない成長のとても遅いオタマジャクシがいます。このプチ湿原のことを語ったら長く長くなるので、また次の機会にお話します。

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