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<<   作成日時 : 2008/09/21 20:38   >>

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 「桜の木が手に入ったら、作ってみたらどうですか。」陶芸に使う道具を手作りしてみたらいいとの、先生のすすめ。しかし、いくら山に暮らしているからといって、思い通りに木を切れない事情もある。なかなか、実現は難しかった。
 ところが、稲刈り前のある日、ご近所で「電話線にかからないうちに。」と大胆にも2本の桜の木を、ばっさり剪定しているのに行き当たった。好きな八重桜・鬱金もあったので、一瞬叫び声を上げそうになったが、一度こうと決めたらなかなか手を止めてもらうのは難しい。制止するのは諦めて、「おじさん、花が楽しみだから、少し残しておいてね。それと、伐ったあとの枝をもらってもいいですか。」もちろん土地の言葉で、だったが、切った枝は全部もらってもいいことになった。
 正直なところ、好きな花を咲かせてくれる大きな木だったので、ばさばさ伐っていく様子はショッキングではあったけれど、せめて土に還っていく一部は役立てて命をつなげさせてもらおう、役立てさせてもらおう、そう考えることにした。

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 染色用に使うにはいい時期とは言えない気がするが、考えようによっては一夏を越して養分をため込んでいるので、煮出せばいい色が採れるかもしれない。それから、今回は陶芸で壺などの細長い作品を作るとき、手が入らない内部に差し込んで、手先の代わりをしてくれる、如意棒という道具を作ろうとしている。
 いずれにせよ、あまりに細かい枝は落として整理したが、腕の太さの幹から指の太さの枝まで、結構な量を運んだ。捨ててあるものを引きずり上げ、はさみやのこぎりで切って1.5メートル程度までに揃える作業で、結構この時季になくたくさん汗を流した。さすが八重桜、ついたままの葉から、桜餅のようないい香りがずっと漂っていた。果たして、何か形になってくれるだろうか。

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 雨間を縫っての一仕事を終えて、近くをぶらぶらしていたら、見たことのない野草が静かに花を咲かせていた。

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